“テリトリー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
領域40.0%
繩張20.0%
繩張り20.0%
領地20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことしはあひるのコロニーが優勢になって鶺鴒の領域テリトリーを侵略してしまったのではないかと思われる。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
エゴイストが自由を欲するのは、やはり自分の領域テリトリーを確保したいからである。
破片 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
あのころは田舎から紐育へ出てくる邦人のお百姓を相手にするありふれたバクチウチでしかなかったが、十年ほどの間に下町一帯に繩張テリトリーをひろげ、アリー・ドラガンと肩を並べるほどの顔役に成りあがってしまった。
復活祭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小原東城の繩張りテリトリーで、三階のホールが賭場になり、手の指に爪のない本職のバクチウチがいつも七、八人いて客を待っていた。
復活祭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
群集を好む動物があり一方にはまた孤独を楽しむ動物があるかと思うと、また一方ではある時期には群集を選ぶが他の時期、特に営巣生殖の時期には群れを離れて自分だけの領地テリトリーを占領割拠し、それを結婚の予備行為とした上で歌を歌って領域占領のプロパガンダを叫び、そうして花嫁を呼び迎える鳥類もある。
破片 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)