“どうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洞門77.8%
同門11.1%
堂門11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとこの人骨の主は、自分でこの洞門どうもんの扉をやぶり、中へはいってこの位置でぜつめいしたとは思われません。つまり何者かが、この人骨の主の死体を
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
このひと先生せんせいは、加納諸平かのうもろひら同門どうもん田中大秀たなかおほひでといふ飛騨ひだくに學者がくしやでした。その師匠ししよううたとき旅行りよこううた
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
こゝまで読んで、私は又あわてた。けてつのの生えた蛞蝓なめくじだと思つた、が、うでない。おおいなる蝦蟆がまが居た。……其のいぼ一つづゝ堂門どうもんくぎかくしの如しと言ふので、おおきさのほども思はれる。
雨ばけ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)