“ともかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
供方40.0%
朝方40.0%
友方20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
備中びつちう一時あるとき越前ゑちぜん領土巡検りやうどじゆんけんやくを、主人しゆじん義景よしかげよりうけたまはり、供方ともかた二十にんばかりをれて、領分りやうぶんたみ状態じやうたいさつせんため、だゝる越前ゑちぜん大川おほかは足羽川あすはがはのほとりにかゝる。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「九条兼実かねざね卿。また、院のご近侍たる朝方ともかた卿や親信卿なども……」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平家の勢の中に播磨はりま国の住人福井庄の下司げし、次郎太夫友方ともかたと云ふ者、たて続松たいまつにして、在家に火をぞ懸けたりける。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)