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とほぼえ
ふりがな文庫
“とほぼえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
遠吼
50.0%
遠吠
25.0%
長吠
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠吼
(逆引き)
よく見ると其の中にも雌の歓心を得てゐる犬とゐない犬とがあつて、怪しげな
遠吼
(
とほぼえ
)
のやうな声を出して吠え立てゝゐるのは其のゐない方の犬であることが判る。
落葉降る下にて
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
とほぼえ(遠吼)の例文をもっと
(2作品)
見る
遠吠
(逆引き)
これも狼連の
遠吠
(
とほぼえ
)
や
惡戯
(
わるさ
)
に脅えて、尻をモヂモヂさして居るから、何時飛出すかわからない、お願ひだから來て泊つてくれ、決して親分を困らせるやうなことはしないからと——
銭形平次捕物控:281 用心棒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とほぼえ(遠吠)の例文をもっと
(1作品)
見る
長吠
(逆引き)
女
(
をんな
)
は
暫時
(
しばし
)
恍惚
(
うつとり
)
として
其
(
その
)
すゝけたる
天井
(
てんじやう
)
を
見上
(
みあ
)
げしが、
孤燈
(
ことう
)
の
火
(
ほ
)
かげ
薄
(
うす
)
き
光
(
ひかり
)
を
遠
(
とほ
)
く
投
(
な
)
げて、おぼろなる
胸
(
むね
)
にてり
返
(
かへ
)
すやうなるもうら
淋
(
さび
)
しく、
四隣
(
あたり
)
に
物
(
もの
)
おと
絶
(
た
)
えたるに
霜夜
(
しもよ
)
の
犬
(
いぬ
)
の
長吠
(
とほぼえ
)
すごく
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
とほぼえ(長吠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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