“とのがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
殿方88.9%
外方11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴方(あなた)の祕密(ないしよ)が、私(わたし)には知(し)れましても、お差支(さしつか)へのない事(こと)をお知(し)らせ申(まを)しませうか、——餘(あんま)り御心配(ごしんぱい)なすつておいとしいんですもの。眞個(ほんと)に、殿方(とのがた)はお優(やさ)しい。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
殿方(とのがた)の交際(まじわり)はどうしてああさっぱりと行きとどいているのだろうと、お艶は涙のこぼれるほどうれしかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
やがて静緒の持来(もちきた)りし水に漱(くちそそ)ぎ、懐中薬(かいちゆうくすり)など服して後、心地復(をさま)りぬとて又窓に倚(よ)りて外方(とのがた)を眺めたりしが
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)