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とこしな
ふりがな文庫
“とこしな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
長
87.5%
永
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長
(逆引き)
まあ、この小舎は、ちょうどこの沙原を通る旅人の命を取るために
長
(
とこしな
)
えに解らない謎となって、この沙漠に建てられた小舎だということを知らない。
日没の幻影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よろしくこの
家
(
や
)
にとどまってこの家運を守り給えば
長
(
とこしな
)
えに
龍王
(
ルー
)
の
享
(
う
)
け給うべき幸福は尽きることはございますまい
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
とこしな(長)の例文をもっと
(14作品)
見る
永
(逆引き)
いつも痒いところに手が届きけり。されば八重去つてよりわれ
復
(
また
)
肴饌
(
こうせん
)
のことを
云々
(
うんぬん
)
せず。机上の
花瓶
(
かへい
)
永
(
とこしな
)
へにまた花なし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
救いは
隈
(
くま
)
なく渡るであろうか。衆生の
済度
(
さいど
)
はどうして果されるであろうか。もし知を有たずば神を信じ得ないなら、多くの衆生は
永
(
とこしな
)
えの迷路に
彷徨
(
さまよ
)
うであろう。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
否、真に工藝品に愛を覚えないなら、真理は
永
(
とこしな
)
えにその人に向って封じられるであろう。愛こそ真理の扉を開く鍵だからである。愛は知よりも多くを知るからである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
さながら今の陶工が描きたいと
希
(
ねが
)
う絵であると誰も云うであろう。正しき美には過去と現在とがないのである。
永
(
とこしな
)
えな今のみが残る。過ぎ去る今はない。美は時代を超える。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
とこしな(永)の例文をもっと
(2作品)
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