“でツくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出会50.0%
出會50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わし真先まツさき出会でツくわしたときかさかぶつて竹杖たけづゑいたまゝはツといきいてひざつてすわつたて。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其處で病院に擔込む釣臺に出會でツくわした。石灰酸の臭がプンと鼻をく。由三は何んとも謂はれぬ思をしながら、と、振向いて見ると、蔽の下に血の氣を失ツた男の脚が見えた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)