“でんえん”の漢字の書き方と例文
語句割合
田園100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはおも海岸かいがん砂丘さきゆうおこつたものであつて根府川ねぶがは山津浪やまつなみとは比較ひかくにならなかつたけれども、雪崩なだくだつた距離きより五六町ごろくちようおよび、山林さんりん田園でんえん道路どうろなりな損害そんがんあたへた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
田園でんえん一悲母いちひぼ
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
余は奥書院おくしょいんの戸をあけた。西南を一目に見晴みはらす此処ここの座敷は、今雪の田園でんえん額縁がくぶちなしのにして見せて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)