“つけけいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附景気50.0%
附景氣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくは寒さうな顔を見合はせて、一緒に立つて侯爵にお辞儀をした。そして玄関で待たせたくるまに乗ると、言ひ合せたやうに体を鯱子張しやちこばらせて「勇だ/\。大いにるぞ」と強ひて附景気つけけいきをしてゐた。
なに女郎めらうの一ひきぐらゐ相手あひてにして三五らうなぐりたいことかつたけれど、萬燈まんどう振込ふりこんでりやあたゞかへれない、ほんの附景氣つけけいきつまらないことをしてのけた、りやあれが何處どこまでもるいさ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)