“ちへん”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
地變	33.3%
池辺	33.3%
池邊	33.3%

地變

あし分船（わけぶね）のさはり多（おほ）き世（よ）なればこそ親（おや）にゆるされ世（よ）にゆるされ彼（かれ）も願（ねが）ひ此（これ）も請（こ）ひよしや魔神（ましん）のうかゞへばとてぬば玉（たま）の髮（かみ）一筋（ひとすぢ）さしはさむべき間（ひま）も見（み）えぬを若（もし）此縁（このゑにし）結（むす）ばれずとせばそは天災（てんさい）か將（は）た地變（ちへん）か。

別れ霜 (旧字旧仮名) ／ 樋口一葉(著)

池辺

殊（こと）に避暑外人の借りているバンガローがそのほとりにあって、金髪の女や幼女が、青や黄や赤や、スマートな服装をして池辺（ちへん）に戯（たわむ）れたり、ボートを漕いだりしているのも、外国らしい感じを抱かせる。

雲仙岳 (新字新仮名) ／ 菊池幽芳(著)

池邊

うぐひすの池邊（ちへん）に鳴けば夜をこめて枕邊に散る白きべこにや

短歌 (旧字旧仮名) ／ 萩原朔太郎(著)