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だいはちぐるま
ふりがな文庫
“だいはちぐるま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大八車
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大八車
(逆引き)
このお家にもこれ以上ご
厄介
(
やっかい
)
をかけてはいけない、明日、また他の家を捜そうという事に二人の相談はまとまった様子で、
翌
(
あく
)
る日、れいの穴から掘り出した品々を
大八車
(
だいはちぐるま
)
に積んで
薄明
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
暁
(
あけ
)
の六つ
時
(
どき
)
には浪士は残らず下諏訪を出立した。
平出宿
(
ひらでしゅく
)
小休み、
岡谷
(
おかや
)
昼飯の予定で。あわただしく道を急ごうとする多数のものの中には、陣羽織のままで
大八車
(
だいはちぐるま
)
を押して行くのもある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
引手
(
ひきて
)
も
馬方
(
うまかた
)
もない
畜生
(
ちくしやう
)
が、あの
大地震
(
おほぢしん
)
にも
縮
(
ちゞ
)
まない、
長
(
なが
)
い
面
(
つら
)
して、のそり/\と、
大八車
(
だいはちぐるま
)
のしたゝかな
奴
(
やつ
)
を、たそがれの
塀
(
へい
)
の
片暗夜
(
かたやみ
)
に、
人
(
ひと
)
もなげに
曳
(
ひ
)
いて
伸
(
の
)
して
來
(
く
)
る。
重荷
(
おもに
)
に
小
(
こ
)
づけとはこの
事
(
こと
)
だ。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(6作品)
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