“平出宿”の読み方と例文
読み方割合
ひらでしゅく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あけの六つどきには浪士は残らず下諏訪を出立した。平出宿ひらでしゅく小休み、岡谷おかや昼飯の予定で。あわただしく道を急ごうとする多数のものの中には、陣羽織のままで大八車だいはちぐるまを押して行くのもある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)