-
トップ
>
-
ただあきら
といいながらうりを
割りますと、中には
案の
定小蛇が一
匹入っていました。
見ると
忠明のうった
針が、ちゃんと
両方の目にささっていました。
坊さんが
承知して
珠数をつまぐりながら、
何か
祈りはじめますと、
不思議にもうりがむくむくと
動き
出しました。さてこそ
怪しいうりだというので、お
医者の
忠明が
針療治に
使う
針を
出して
忠明という
名人の
医者が
来合わせていました。
この上はもう
唯諦めるのだ。
私は男らしく諦めた!