“たいきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太虚53.8%
大挙30.8%
大虚7.7%
退去7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう太虚たいきょの状態から、人はたぶん色々の自分の心を組み立て得、意志し得る状態であったと思う。私は然し堕ちて行く快感をふと選びそしてそれに身をまかせた。
いずこへ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
一はもって同行戦死者の霊をちょうしてまたその遺族いぞくの人々の不幸不平をなぐさめ、また一にはおよそ何事に限らず大挙たいきょしてその首領の地位に在る者は、成敗せいはい共にせめに任じて決してこれをのがるべからず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
歳月の光輪こうりん響輪きょうりんもまた、大虚たいきょの車に過ぎない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、一同に退去たいきょめいじた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)