“せんせいさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先生様50.0%
先生樣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことむすめが十六七、女盛をんなざかりとなつて時分じぶんには、薬師様やくしさま人助ひとだすけに先生様せんせいさまうちうまれてござつたといつて、信心しん/″\渇仰かつがう善男ぜんなん善女ぜんによ? 病男びやうなん病女びやうぢよわれわれもとける。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さむいので、すみをどつさりおまをしあげたものですから、先生樣せんせいさまはおかへりがけに、もう一度いちどよくけなよ、とたしか御注意ごちういあそばしたのでございますものを、ついわたくし疎雜ぞんざいで。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)