“せきてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石庭41.7%
席亭25.0%
石鼎16.7%
石亭8.3%
赤帝8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石庭せきていに冬の日のさしあらはなりまだみきらぬ青苔のいろ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
席亭せきていへも以前はさんなど好きでよく行きましたが、近頃は少しも参りません。芝居は仕事の関係上、月に二つ三つはかかしませんが、男優では、仁左衛門にざえもん鴈次郎がんじろうが好きなようです。
石鼎せきていとしゃれた所以ゆえんである。白い花は何であったか名を知らないので、ここでもまた苦しまぎれに山百合を移植した。如何も漢文口調を真似ると悪い癖が出る。
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
石亭せきてい雲根志うんこんしに狐の玉のひかる事をいひしが、狐火は玉のひかるにもあらずかし。狐の玉といふ物の光ると常に見る狐火とは別なるべし。
赤帝せきていちからおとろ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)