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席亭
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せきてい
ふりがな文庫
“
席亭
(
せきてい
)” の例文
席亭
(
せきてい
)
に出ても鉢巻のようなものをして自慢の髪を——ある折はばらりと肩ぐらいで切っている事もあった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
席亭
(
せきてい
)
へも以前は
小
(
こ
)
さんなど好きでよく行きましたが、近頃は少しも参りません。芝居は仕事の関係上、月に二つ三つはかかしませんが、男優では、
仁左衛門
(
にざえもん
)
と
鴈次郎
(
がんじろう
)
が好きな
様
(
よう
)
です。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
席亭
(
せきてい
)
の主人が便所へ出掛けて行く、中の役者が戸を
明
(
あけ
)
て出る
機会
(
とたん
)
、その女の顔を見るが否や、
席亭
(
せきてい
)
の主人は
叫喚
(
きゃっ
)
と云って後ろへ
転倒
(
ひっくらかえ
)
り
汝
(
てめえ
)
まだ迷っているか堪忍してくれと
拝
(
おが
)
みたおされ。
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
“席亭”で始まる語句
席亭話