“せきずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脊髄95.5%
脊髓4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お母さんは、お父さんの死んだ直後に病床に倒れてしまった。脊髄せきずいカリエスなのだ。もう十年ちかく寝たきりである。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
そのほうに素早すばやく目を転じたが、その物すごい不気味ぶきみさに脊髄せきずいまで襲われたふうで、顔色をかえて目をたじろがした。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
折節おりからいづれも途方とほうれてりましたから、取敢とりあへずこれツて見樣みようふので、父親ちゝおや子供こども兩足りようあしとらへてちうつるし、外面そとかしてひざ脊髓せきずいきました、トコロガ