“すいでん”の漢字の書き方と例文
語句割合
水田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水田すいでんのかぎりなく広い、耕地こうちの奥に、ちょぼちょぼと青い小さなひと村。二十五六戸の農家が、雑木ぞうきの森の中にほどよく安配あんばいされて、いかにもつつましげな静かな小村こむらである。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「後藤、力一杯ブレーキをかけて左側の水田すいでんの中へ自動車を入れろッ」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
森林しんりん洪水こうずいがいふせぎ、かはみづ不斷ふだんえずながし、水田すいでんをもからさないといふてんで、土地とち安全あんぜんたもつてくれる效用こうようがあることがわかつてたので、以來いらいはじめて森林しんりん保護ほごしてそだてるようになり
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)