“しょうとくたいし”の漢字の書き方と例文
語句割合
聖徳太子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうじゃ、聖徳太子しょうとくたいしと、そのおん母君、おきさき、三尊の御墳みつかがある太子びょうもうでて、七日ほど、参籠さんろういたしたい」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寛宝かんぽう三年の四月十一日、まだ東京を江戸と申しました頃、湯島天神ゆしまてんじんやしろにて聖徳太子しょうとくたいし御祭礼ごさいれいを致しまして、その時大層参詣さんけいの人が出て群集雑沓ぐんじゅざっとうきわめました。
うまやまえでおまれになったというので、皇子おうじのお厩戸皇子うまやどのおうじもうげました。のち皇太子こうたいしにおちになって、聖徳太子しょうとくたいしもうげるのはこの皇子おうじのことでございます。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)