“しゆびよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
首尾能100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
討取うちとるやうひとへに御頼み申なりと重四郎の意にしたがひければさらば是より案内致すべし彼隱亡かのをんばう彌十が方へ到りて三五郎を呼出よびだし置て其時拙者せつしやも助太刀致し首尾能しゆびよくかたき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼是と云れてはかへつて痛み入なり平に受納うけをさめらるべしと種々さま/″\に云ければ忠八今はがたく二包の金子を押戴おしいたゞさらば是にてお別れ申さんと云を佐太夫も止めかね呉々くれ/″\首尾能しゆびよく本望ほんまう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
舁上かきあげれば御機嫌能ごきげんようと一同に見送る中に女房は呉々くれ/″\お節が頼み事首尾能しゆびよく成就じやうじゆなす樣にと云に藤八莞爾につこと笑ひ其處そこぬかりが有者かと夜明烏よあけがらすもろともにぐらを放れゆくそらは花の島田を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)