“しゅえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒宴90.9%
酒莚9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五郎は福兵長と、興梠こうろぎという酒好きの二等兵曹をつれて、しばしば宿舎を抜け出て、酒宴しゅえんを開いた。アルミの食器に一号アルコールを半分ほど入れ、マッチで火をつける。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
ロミオ 二はれいでもはなしませう。仇敵かたきいへ酒宴しゅえん最中さいちゅう、だましうちわしきずはしたものがあったを、此方こちからもはした。二人ふたりけたきず貴僧こなた藥力やくりきればなほる。
柳蔭の酒莚しゅえんは呼ぶ禁軍の通り客
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)