“しゅうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
囚人67.9%
衆人32.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日までの職掌がらで、自分も多年いろんな囚人しゅうじんを手がけて来たが、この時遷じせんアダ名を鼓上蚤こじょうそうという蚤みたいな人間は、めったに知らない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんで、囚人しゅうじんになんか、かせたのだろう?」と少年しょうねんは、ばんがたまちから、てきたとしよりにむかって、たずねました。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
いわんやその国に一個の首領しゅりょうを立て、これを君としてあおぎこれを主としてつかえ、その君主のために衆人しゅうじんの生命財産をむなしうするがごときにおいてをや。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「なるほどそう言われて見ればちょっと理屈があるようだけれども、これはあえて私一人が認めて居るだけではない。衆人しゅうじんがそう認めて居るのである。」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)