“めしゅうど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
囚人97.4%
召人2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また彼らの好きな袖の下をたんまり握らせ、そのあいだ囚人めしゅうどの雷横を、そっと裏の雑木林へつれて行き、手鎖てぐさりを解き首枷くびかせはずしてやった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一同の囚人めしゅうどが徒党を組んですでに屋敷へ押懸けようと云うところを、此の文治が止めたが、ついあやまってお前の夫を殺してしまったのは誠に気の毒の事であった
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
またやしきには召人めしゅうどという女房の中の愛人が幾人もいるということですからね、そんな関係というものは、夫人になる人が嫉妬しっとを見せないで自然に矯正きょうせいさせる努力さえすれば
源氏物語:24 胡蝶 (新字新仮名) / 紫式部(著)