“しゃりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
車輛57.1%
社領14.3%
写了14.3%
射猟14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農耕、土木、鍛冶かじ、木工、染色、皮革ひかくなめし、車輛しゃりょう作り、牧畜、酪農らくのう機織はたおりなど、その生産は、あらゆる部門にわたっている。だが、ここでの消費物資ではない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武田家たけだけからは、世々よよ、あつき社領しゃりょうをたまわり、亡家ぼうかののちも、けっしておろそかには思いませぬものを、なんとも面目めんぼくない大失態だいしったい
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信玄公しんげんこうのご在世ざいせいまで、代々だいだい武田家たけだけより社領しゃりょうのご寄進きしんもあったこの山のことゆえ、もしや、ご承知しょうちもあろうかと、おうかがいにでましたしだいで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄門どのは、その前夜、さきに写了しゃりょうした法華経の終りに、もう数行
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
故に将士は営に至れば、すなわち休息するを得、いとまあれば王射猟しゃりょうして地勢を周覧し、きんれば将士にわかち、塁を抜くごとにことごとるところの財物をたまう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)