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車輛
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しゃりょう
ふりがな文庫
“
車輛
(
しゃりょう
)” の例文
一団の塊まりはばらばらに
解
(
ほご
)
れて点となる。点は右へと左へと動く。しばらくすると、無敵な音を立てて
車輛
(
しゃりょう
)
の戸をはたはたと締めて行く。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
農耕、土木、
鍛冶
(
かじ
)
、木工、染色、
皮革
(
ひかく
)
なめし、
車輛
(
しゃりょう
)
作り、牧畜、
酪農
(
らくのう
)
、
機織
(
はたおり
)
など、その生産は、あらゆる部門にわたっている。だが、ここでの消費物資ではない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
全軍の
車輛
(
しゃりょう
)
について一々調べたところ、同様にしてひそんでいた十数人の女が捜し出された。往年関東の群盗が一時に
戮
(
りく
)
に
遇
(
あ
)
ったとき、その妻子等が
逐
(
お
)
われて西辺に
遷
(
うつ
)
り住んだ。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
自分は閑静な
車輛
(
しゃりょう
)
のなかで、先年英国のエドワード帝を
葬
(
ほうぶ
)
った時、五千人の卒倒者を
出
(
いだ
)
した事などを思い出したりした。
初秋の一日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“車輛”の意味
《名詞》
車 輛(しゃりょう 「車両」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
車両の別表記。
(出典:Wiktionary)
“車輛(車両)”の解説
車両(しゃりょう、車輛、en: wheeled vehicle)は、車輪のついた乗り物。乗り物のうち、車輪がついていて陸上を走るもの、陸上を走るためのもの。
(出典:Wikipedia)
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
輛
漢検1級
部首:⾞
15画
“車輛”で始まる語句
車輛部