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しぶいろ
ふりがな文庫
“しぶいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渋色
80.0%
澁色
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渋色
(逆引き)
渋色
(
しぶいろ
)
の濃いなかにぽつりと穴があく。隣りにもあく、その隣りにもぽつりぽつりとあく。一面が穴だらけになる。心細いと枯れた葉が云う。心細かろうと見ている人が云う。ところへ風が吹いて来る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
渋色
(
しぶいろ
)
の
反古
(
ほご
)
……
檀
(
だん
)
の灰……
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
しぶいろ(渋色)の例文をもっと
(4作品)
見る
澁色
(逆引き)
其
(
そ
)
の
澁色
(
しぶいろ
)
の
橋
(
はし
)
を
渡
(
わた
)
ると、
岸
(
きし
)
から
板
(
いた
)
を
渡
(
わた
)
した
船
(
ふね
)
がある、
板
(
いた
)
を
渡
(
わた
)
つて、
苫
(
とま
)
の
中
(
なか
)
へ
出入
(
でいり
)
をするので、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
が
與吉
(
よきち
)
の
住居
(
すまひ
)
。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「あい、」といひすてに、
急足
(
いそぎあし
)
で、
與吉
(
よきち
)
は
見
(
み
)
る
内
(
うち
)
に
間近
(
まぢか
)
な
澁色
(
しぶいろ
)
の
橋
(
はし
)
の
上
(
うへ
)
を、
黒
(
くろ
)
い
半被
(
はつぴ
)
で
渡
(
わた
)
つた。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
しぶいろ(澁色)の例文をもっと
(1作品)
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