“しおづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塩漬85.7%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書物しょもつそばにはいつもウォッカのびんいて、塩漬しおづけ胡瓜きゅうりや、林檎りんごが、デスクの羅紗らしゃきれうえいてある。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
つめた挽割飯ひきわりめしと、大根だいこの味噌汁と、塩辛しおからく煮た車輪麩くるまぶと、何だか正体の分らぬ山草の塩漬しおづけこうものときりで、膳こそはきずだらけにせよ黒塗くろぬり宗和膳そうわぜんとかいう奴で、御客あしらいではあるが
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
また肉の一片をしおづけして次年の苅入れ時まで保存し、その節他の一羊を殺して前年の醃肉を食うた跡へ入れ替える(フレザーの『金椏篇ゴルズン・バウ』一板二巻三章)