“しおづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塩漬83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言って、宮下の細君が熱い茶に塩漬しおづけの小梅を添えて置いて行ってくれるころが、彼には朝だった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
つまり、列車の中に待っている可愛いアンと、そしてこの塩漬しおづけになったような中国女であった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
誠に気の毒な事じゃ、諭吉さんもとう/\亜米利加で死んで、身体からだしおづけにして江戸にもって帰たそうだなんと、おどすのかひやかすのかソンな事までいって母をなぶって居たと云うような事で
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)