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しおくみ
ふりがな文庫
“しおくみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
汐汲
50.0%
塩汲
16.7%
汐酌
16.7%
潮汲
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汐汲
(逆引き)
「
汐汲
(
しおくみ
)
」の、「君にや誰かつげの
櫛
(
くし
)
、さし来る汐を汲もうよ汲み分けて」のところなどやかましく云って、「月は一つ影は二つ」で
桶
(
おけ
)
の中に月のある思いをせよと云ったこと。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
しおくみ(汐汲)の例文をもっと
(3作品)
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塩汲
(逆引き)
老人がこう云いかけた時に、
磯
(
いそ
)
の方から三人の仲間の
塩汲
(
しおくみ
)
があがって来ました。三人の
中
(
うち
)
の一人は、十三四歳の小供でありました。前には四十
格好
(
かっこう
)
の
脊
(
せ
)
の高い男がおりました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
しおくみ(塩汲)の例文をもっと
(1作品)
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汐酌
(逆引き)
こいつは驚いた、なかなかもって
汐酌
(
しおくみ
)
や
関
(
せき
)
の
戸
(
と
)
の
及
(
およ
)
ぶところでない。聞いてみると、これははなはだ熟練の入るもので容易な事では、こういう風に調子が合わないそうだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しおくみ(汐酌)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
潮汲
(逆引き)
歯の曲った、女中の台所
穿
(
ばき
)
を、雪の素足に
突掛
(
つっか
)
けたが、靴足袋を脱いだままの
裾短
(
すそみじか
)
なのをちっとも
介意
(
かま
)
わず、水口から木戸を出て、日の光を浴びた
状
(
さま
)
は、踊舞台の
潮汲
(
しおくみ
)
に似て非なりで
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しおくみ(潮汲)の例文をもっと
(1作品)
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