“ごけんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御検屍50.0%
御檢使25.0%
御檢屍25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と嘘をつかい、人をせて其の筋へ届け、御検屍ごけんしもすんでうちに引取り、何事もなく村方へ野辺の送りをしてしまいましたが、伴藏が殺したと気が付くものは有りません。
町役人等押止おしとゞめて御二人とも御知らせ下されたる上からは御かゝり合はのがれぬなり先々御檢使ごけんしの御出まで御待候へとありければ兩人は大きに打驚き何も私し共がなしたる事には候はず全く通りがかりて見付しゆゑ御知せ申せし迄なり其者が掛り合とは甚だ迷惑めいわくと云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
私し店受人致し候以前より別段べつだん入懇じゆこんに付店受たなうけ人に相成候所右不慮ふりよ出來しゆつたい仕つり餘儀よぎく其儘受人のよしみにて引取世話つかまつまかり在候八箇年以前御檢使ごけんしの場は存じ申さず候へ共其後右道十郎お召捕めしとりに相成御調しらべの度毎に私し儀も召出され委細心得罷り在候御調べ筋は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
與吉の朋輩ほうばいや子分で、土地の御用聞が二、三人、眼を光らせてゐるのと、御檢屍ごけんしが遲れて、とむらひの支度も出來ないので、家の中は火の消えたやう。