トップ
>
こゝろぐる
ふりがな文庫
“こゝろぐる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心苦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心苦
(逆引き)
世に望みなき身ながらも、我れから好める斯かる身の上の君の
思召
(
おぼしめし
)
の如何あらんと、
折々
(
をり/\
)
思ひ出だされては
流石
(
さすが
)
に
心苦
(
こゝろぐる
)
しく、只〻長き
將來
(
ゆくすゑ
)
に
覺束
(
おぼつか
)
なき
機會
(
きくわい
)
を頼みしのみ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
代助は
父
(
ちゝ
)
の様子、
父
(
ちゝ
)
の言葉
遣
(
つかひ
)
、父の主意、凡てが予期に反して、自分の決心を
鈍
(
にぶ
)
らせる傾向に
出
(
で
)
たのを心苦しく思つた。けれども彼は此
心苦
(
こゝろぐる
)
しさにさへ打ち勝つべき決心を
蓄
(
たくは
)
へた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
取らんと云るゝこと
最
(
いと
)
心苦
(
こゝろぐる
)
しけれど必ず母樣と
倶
(
とも
)
に父御を
宥
(
なだ
)
め申べきにより時節を待ちたまへ我が身に於ては
外
(
ほか
)
に男を
持
(
もつ
)
心
(
こゝろ
)
なしと堅く
誓
(
ちか
)
ひて別れければ
腰元
(
こしもと
)
お竹は
毎度
(
いつも
)
の通り吉三郎を送り
開戸
(
ひらきど
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
こゝろぐる(心苦)の例文をもっと
(8作品)
見る
検索の候補
こころくるし
こころぐる
こころぐるし