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こそぐ
ふりがな文庫
“こそぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
擽
83.3%
撩
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擽
(逆引き)
明眸
(
めいぼう
)
の左右に
樹立
(
こだち
)
が分れて、
一条
(
ひとすじ
)
の
大道
(
だいどう
)
、炎天の
下
(
もと
)
に
展
(
ひら
)
けつゝ、
日盛
(
ひざかり
)
の町の
大路
(
おおじ
)
が望まれて、
煉瓦造
(
れんがづくり
)
の避雷針、古い
白壁
(
しらかべ
)
、寺の塔など
睫
(
まつげ
)
を
擽
(
こそぐ
)
る中に、
行交
(
ゆきか
)
ふ人は点々と
蝙蝠
(
こうもり
)
の如く
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「然うですか、甚だ簡單な理由なんで。」と若い職員は
擽
(
こそぐ
)
るやうにいふ。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
こそぐ(擽)の例文をもっと
(5作品)
見る
撩
(逆引き)
殆ど我にも
胡乱
(
うろん
)
になって来たので、あたかも遠方から
撩
(
こそぐ
)
る真似をされたように、思い切っては笑う事も出来ず、泣く事も出来ず、快と不快との間に心を迷せながら
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
こそぐ(撩)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こそぐ”の意味
《動詞》
こそぐ【刮ぐ】
表面を削り取る。または、表面に付着したものを除去する。「こそげる」に同じ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
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くすぐッ
こそ
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こそばゆ