“こそばゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奇痒50.0%
擽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風恬(かぜしづか)に草香(かを)りて、唯居るは惜き日和(ひより)に奇痒(こそばゆ)く、貫一は又出でて、塩釜の西南十町ばかりの山中なる塩の湯と云ふに遊びぬ。還(かへ)れば寂(さびし)く夕暮るる頃なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
わたくしは胸の底が疼(うず)くような、なま温いような、擽(こそばゆ)いような、……小夜(さよ)ふけに寝床の中で耳を澄ましますと、わたくしの鼓動が優しくコトコトと鳴るのでございまス。