“風恬”の読み方と例文
読み方割合
かぜしづか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風恬かぜしづかに草かをりて、唯居るは惜き日和ひより奇痒こそばゆく、貫一は又出でて、塩釜の西南十町ばかりの山中なる塩の湯と云ふに遊びぬ。かへればさびしく夕暮るる頃なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)