“くすぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
99.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内部なかは、湿っぽい密閉されたへや特有の闇で、そこからは、濁りきっていて妙に埃っぽい、咽喉のどくすぐるような空気が流れ出てくるのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
揶揄やゆ一番した。ナカ/\たちが悪い。態〻わざわざ二流会社を志望する僕達は決して優秀でないから、くすぐったいような心持で顔を見合せた。
恩師 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
畑打の耳くすぐりて
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)