“撩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
こそぐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そののち阿利吒は薪を取らんと山に行きしが、道にて一匹のうさぎを見ければつえふり上げてちょうちしに、たちまち兎は死人と変じて阿利吒のうなじからみ着きたり。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
殆ど我にも胡乱うろんになって来たので、あたかも遠方からこそぐる真似をされたように、思い切っては笑う事も出来ず、泣く事も出来ず、快と不快との間に心を迷せながら
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)