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こざっぱり
ふりがな文庫
“こざっぱり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小洒張
20.0%
小清潔
20.0%
小瀟洒
20.0%
小淡泊
10.0%
小淡白
10.0%
清洒
10.0%
瀟洒
10.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小洒張
(逆引き)
あのやさしい気持の妙秀尼が着せてくれた
小洒張
(
こざっぱり
)
した衣裳よりも、この扇屋で借着している
伊達
(
だて
)
な
袷
(
あわせ
)
よりも、雨露に汚れた一着の木綿着物のほうが、彼には
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こざっぱり(小洒張)の例文をもっと
(2作品)
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小清潔
(逆引き)
文箱
(
ふばこ
)
に入って参りましたから、当人の悦びは一通りでございません、先ず
請書
(
うけしょ
)
をいたし、是から急に支度にかゝり、
小清潔
(
こざっぱり
)
した紋付の着物が無ければなりません、紋が少し
異
(
ちが
)
っていても宜い
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こざっぱり(小清潔)の例文をもっと
(2作品)
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小瀟洒
(逆引き)
「おかなさんが、こんな処によくいられたもんだ」お島は不思議に思ったが、それでも女のいるところは、
小瀟洒
(
こざっぱり
)
した格子造の家であった。家のなかには、東京風の
箪笥
(
たんす
)
や長火鉢もきちんとしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
こざっぱり(小瀟洒)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
小淡泊
(逆引き)
牛のような鈍重な身体を、
小淡泊
(
こざっぱり
)
した黒の日曜着に包んで、外套は、青味がかった灰色だった。その洋服も外套も、およそ身に適っていない。滑稽なほどぶくぶくなものだった。
双面獣
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
こざっぱり(小淡泊)の例文をもっと
(1作品)
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小淡白
(逆引き)
小淡白
(
こざっぱり
)
と手入れの往き届いた前庭を横切って
表玄関
(
フロント
)
の鈴を押すと、品の好いホテリング夫人が取次ぎに出て、往来に面した広い客間へ案内した。
双面獣
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
こざっぱり(小淡白)の例文をもっと
(1作品)
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清洒
(逆引き)
もっと日当りの好い
清洒
(
こざっぱり
)
とした間借りでもしようかと思っていたが、それにしても六年も七年も永い間不如意ながら自分で所帯をもって食べたい物を食べて来たのに
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
こざっぱり(清洒)の例文をもっと
(1作品)
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瀟洒
(逆引き)
でも、お粂はお粂らしく、
瀟洒
(
こざっぱり
)
とした感じを失ってはいなかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こざっぱり(瀟洒)の例文をもっと
(1作品)
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