“げうしゆん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堯舜71.4%
尭舜28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝、六五家を出でてほとけいんし、六六未来みらい解脱げだつの利慾を願ふ心より、六七人道にんだうをもて因果いんぐわに引き入れ、六八堯舜げうしゆんのをしへを釈門しやくもんこんじてわれに説くやと、御声あららかにらせ給ふ。
〔譯〕堯舜げうしゆん文王は、其ののこす所の典謨てんぼ訓誥くんかう、皆以て萬世の法と爲す可し。何の遺命いめいか之にかん。せい王の顧命こめいそう子の善言に至つては、賢人のぶんおのづかまさに此の如くなるべきのみ。
横井は政治の歴史の上から、共和政の価値を認めて、アテエネに先だつこと数百年、尭舜げうしゆんの時に早く共和政が有つたと断じた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いにしへの支那の賢人は車裂の刑を眺めたり、牛鬼蛇神ぎうきだじんの像を眺めたりしながら、尭舜げうしゆんの治世を夢みてゐた。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)