“ぎょうしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ギョウシュン
語句割合
堯舜62.5%
尭舜37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盗跖とうせきの心をもって貿易するも堯舜ぎょうしゅんの心をもって貿易するも、貿易はすなわち貿易なり。すでに貿易なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
僕は機械的にしゃべっているうちにだんだん病的な破壊慾を感じ、堯舜ぎょうしゅんを架空の人物にしたのは勿論、「春秋しゅんじゅう」の著者もずっと後の漢代の人だったことを話し出した。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
尭舜ぎょうしゅん禹湯うとうの時代を過ぎ、周代を経て春秋の世となり、老子孔子孟子の徒も、この書の恩恵をこうむったらしい。しかし、それらの誰よりもこの書の恩恵を蒙ったのは、他ならぬ大盗盗跖とうせきだ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
十年もまた死し、百年もまた死し、仁聖また死し、凶愚もまた死す。生すればすなわち尭舜ぎょうしゅん、死すればすなわち腐骨、生すればすなわち桀紂けっちゅう、死すればすなわち腐骨。腐骨は一つのみ、いずれかその異なるを
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)