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盗跖
ふりがな文庫
“盗跖”の読み方と例文
旧字:
盜跖
読み方
割合
とうせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうせき
(逆引き)
「むかしにも、
柳下恵
(
りゅうかけい
)
と
盗跖
(
とうせき
)
のような兄弟があったが、今の世にも、あなたのようなお方がいたか。天子に奏して、ぜひあなたを南蛮王にしましょう」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
盗跖
(
とうせき
)
の心をもって貿易するも
堯舜
(
ぎょうしゅん
)
の心をもって貿易するも、貿易はすなわち貿易なり。すでに貿易なり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
昔、唐の
盗跖
(
とうせき
)
や、我が朝の
熊坂
(
くまさか
)
、
袴垂
(
はかまだれ
)
なんど、いずれも聖人君子であろうぞ! ワッハッハッ
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
盗跖(とうせき)の例文をもっと
(7作品)
見る
“盗跖”の解説
盗跖もしくは盗蹠(とうせき)は、中国の古文献に登場する春秋時代魯の盗賊団の親分。魯の孝公の子の姫無駭(字は子展)の末裔である展獲(字は子禽、柳下恵の名で知られる)の弟。九千人の配下を従えて各地を横行し、強盗略奪をほしいままにしたといい、しばしば盗賊の代名詞のように語られる。一説には黄帝時代の盗賊団の親分。
(出典:Wikipedia)
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
跖
漢検1級
部首:⾜
12画
“盗”で始まる語句
盗
盗人
盗賊
盗坊
盗棒
盗汗
盗見
盗森
盗心
盗泉
“盗跖”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
新渡戸稲造
南方熊楠
国枝史郎
吉川英治