“盗跖”の読み方と例文
旧字:盜跖
読み方割合
とうせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「むかしにも、柳下恵りゅうかけい盗跖とうせきのような兄弟があったが、今の世にも、あなたのようなお方がいたか。天子に奏して、ぜひあなたを南蛮王にしましょう」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
盗跖とうせきの心をもって貿易するも堯舜ぎょうしゅんの心をもって貿易するも、貿易はすなわち貿易なり。すでに貿易なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
昔、唐の盗跖とうせきや、我が朝の熊坂くまさか袴垂はかまだれなんど、いずれも聖人君子であろうぞ! ワッハッハッ
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)