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盗汗
ふりがな文庫
“盗汗”の読み方と例文
旧字:
盜汗
読み方
割合
ねあせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねあせ
(逆引き)
夜な夜な
魘
(
うな
)
されたり、歯を噛んだり、
盗汗
(
ねあせ
)
をかいたりすることは、かの新坂下の闇討に島田虎之助の働きを見てからであります。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
(一度測ったら七度六分あったので、それきり測らないのである)医者にも診て貰わないことにしている。
盗汗
(
ねあせ
)
を
掻
(
か
)
くことも始終である。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
毎晩の様に不眠症にかかつて、ねつけばすぐ
盗汗
(
ねあせ
)
がすると云ふぢやありませんか。熱も折折出るさうだ。そんな体で労役に行つたらどうなるかわからないぢやありませんか。
計画
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
盗汗(ねあせ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“盗汗”の意味
《名詞》
寝ている間にかく汗。ねあせ。
(出典:Wiktionary)
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
汗
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“盗”で始まる語句
盗
盗人
盗賊
盗坊
盗棒
盗跖
盗見
盗森
盗心
盗泉
“盗汗”のふりがなが多い著者
八木重吉
平出修
小林多喜二
中里介山
谷崎潤一郎
有島武郎
山本周五郎
夢野久作
太宰治
宮本百合子