“禹湯”の読み方と例文
読み方割合
うとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尭舜ぎょうしゅん禹湯うとうの時代を過ぎ、周代を経て春秋の世となり、老子孔子孟子の徒も、この書の恩恵をこうむったらしい。しかし、それらの誰よりもこの書の恩恵を蒙ったのは、他ならぬ大盗盗跖とうせきだ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
……はてのう。媼が聞いている世評とは、たいそう違いすぎまする。劉玄徳さまこそ、漢の景帝が玄孫におわし、尭舜ぎょうしゅんの風を学び、禹湯うとうの徳を抱くお方。身を屈して貴をまねき、己を粗にして人を
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)