“けうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嬌瞋77.8%
梟身11.1%
嬌嗔11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞし嬌瞋けうしんたりとふのをおもつたばかりでも、此方こつちみゝほてるわけさ。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しばらくも安らかなることなし、一度ひとたび梟身けうしんを尽して、又あらたに梟身を得。つまびらかに諸の苦患をかうむりて、又尽くることなし。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
しばらくも安らかなるなし、一度ひとたび梟身けうしんを尽して、又あらたに梟身をつまびらかに諸の苦患くげんかうむりて、又つくることなし。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
男は振り向きざまにその頬に接吻し、女は嬌嗔けうしんしてその男を打てり。われは遙に彼男の横顏を望み見て慄慴りつせふせり。そはその餘りにベルナルドオにたるが爲めなり。