“きんしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
錦繍50.0%
琴洲16.7%
金繍16.7%
錦州16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも、こゝには、金銀如山きんぎんやまのごとく綾羅りようら錦繍きんしう嘉肴かかう珍菓ちんくわ、ありあまつて、ほ、りないものは、お使者ししやおにたゝくととゝのへるんです、それに不足ふそくはありません。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「榊原康政——榊原琴洲きんしう——榊原健吉……」
大徳寺より道の警固きびしく、武士どもかためたり、弟美濃守秀長奉行をなせり、棺槨くわんくわくのよそほひ金繍きんしうをかざり、玉の瑶珞えうらくをかがやかせり。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「大変ですな——。それにしても、赤峰といふところは、錦州きんしうからも行けるやうにきいてゐますが、あつちの方が近くはないのでせうか?」
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)