“きょうりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橋梁73.7%
狭量15.8%
強梁5.3%
教令2.6%
経料2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、そういう都市の水は、自分の知っている限りでたいていはそこに架けられた橋梁きょうりょうによって少からず、その美しさをがれていた。
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
暗い猜疑さいぎ狭量きょうりょうとが、こつちのはらはらするほど裸かになつて出た。私はそれを見るのがたまらなく厭だつた。
母たち (新字旧仮名) / 神西清(著)
ここに至って私は自分の強梁きょうりょうな知識そのものをのろいたくなる。
あたれる歳次さいじ治承じしょう元年ひのととり、月の並びは十月とつき二月ふたつき、日の数、三百五十余カ日、吉日良辰りょうしんを選んで、かけまくも、かたじけなく、霊顕は日本一なる熊野ゆや三所権現、飛竜大薩埵ひりゅうだいさった教令きょうりょうのご神前に
店をはじめた明くる年の春の彼岸に、宗念寺へ墓まいりにいったとき、別に経料きょうりょうを納めてお祖父さんと幸太の戒名をつけて貰った。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)