“はしげた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橋桁70.4%
橋架18.5%
橋梁11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新し橋の袂に居る、ゐざりの申松が水死人になつて、兩國の橋桁はしげたに引つ掛つて居たと、土地の下つ引が知らせて來たのは、七月になつて間もなく
それからまた何んといふこと無く川面かはづらを覗込むだ。流は橋架はしげたに激して素絹のまつはツたやうに泡立ツてゐる。其處にも日光が射して薄ツすりと金色こんじきの光がちらついてゐた。清冽せいれつな流であツた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
仕掛けて、間違つて自分が飮んだのだ。天罰てんばつだよ、——善公にも勘太にも罪はない。のみでやられたと思つた死骸の肩の傷は、兩國の橋梁はしげたの釘かなんかでやられたんだらう