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橋架
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はしげた
ふりがな文庫
“
橋架
(
はしげた
)” の例文
今までのは橋の下より少しづつ下流に向つた方でしたが、四
艘
(
さう
)
目の船は
橋架
(
はしげた
)
の下を潜つて、川上の方にあつたことは、何にかの暗示になりさうです。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それからまた何んといふこと無く
川面
(
かはづら
)
を覗込むだ。流は
橋架
(
はしげた
)
に激して素絹の
絡
(
まつは
)
ツたやうに泡立ツてゐる。其處にも日光が射して薄ツすりと
金色
(
こんじき
)
の光がちらついてゐた。
清冽
(
せいれつ
)
な流であツた。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「不景氣な年寄だが、
橋架
(
はしげた
)
の間から、矢を飛ばした手際は大したものだ。見知り人はないか、訊いて見てくれ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「おや、平次か、丁度宜いところだ。
昨夜
(
ゆうべ
)
から搜してゐたが、
橋架
(
はしげた
)
の下から、この通り、半弓を見付けたよ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「その時、死骸が
橋架
(
はしげた
)
か水除けか何かに引っ掛らなかったのか」
銭形平次捕物控:122 お由良の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「その時、死骸が
橋架
(
はしげた
)
か水除か何かに引つ掛らなかつたのか」
銭形平次捕物控:122 お由良の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
翌る日、お富の死骸は兩國の
橋架
(
はしげた
)
の下に浮びました。
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「切つた傷は一つもないよ——突き落されるまで、默つてゐるお由良ぢやあるまいから、よつ程力のある奴が、橋の上から足でもさらつて、一と思ひに投り込んだんだらう。首筋の
打撲傷
(
うちみ
)
はその時
橋架
(
はしげた
)
へでも打つ付けたのかも知れない」
銭形平次捕物控:122 お由良の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「切った傷は一つもないよ——突き落されるまで、黙っているお由良じゃあるまいから、よっぽど力のある奴が、橋の上から足でもさらって、一と思いに
投
(
ほう
)
り込んだんだろう。首筋の
打撲傷
(
うちみ
)
はその時
橋架
(
はしげた
)
へでも打っ付けたのかも知れない」
銭形平次捕物控:122 お由良の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“橋架”の意味
《名詞》
橋桁。橋。
(出典:Wiktionary)
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
架
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“橋”で始まる語句
橋
橋梁
橋杭
橋場
橋桁
橋袂
橋詰
橋畔
橋本
橋板