“きやうばう”の漢字の書き方と例文
語句割合
狂暴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで狂暴きやうばうわしまへにすゑられた小鳥ことりのやうに、おとなしくちひさくなつてゐた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
學院がくゐんつかはして子弟していともなはしむれば、なるがゆゑ同窓どうさうはづかしめらる。さら街西がいせい僧院そうゐんりてひと心靜こゝろしづかにしよましむるに、ることわづかじゆんなるに、和尚をしやうのために狂暴きやうばううつたへらる。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)