“きやうさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キヤウサウ
語句割合
競爭66.7%
強壯16.7%
形粧16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『一、二、三、すゝめ』の號令がうれいもなく、各自てんでみな勝手かつてはしして勝手かつてまりましたから、容易ようい競爭きやうさうをはりをることが出來できませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
お前からいふと、おれ虚弱きよじやくだからとひたからうが、俺からいふとお前が強壯きやうさうぎるとひたいね。しか他一倍ひといちばい喧嘩けんくわをするからいぢやないか。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
三十圓どりの會社員の妻が此形粧きやうさうにて繰廻しゆく家の中おもへば此女が小利口の才覺ひとつにて、良人がはくの光つて見ゆるやら知らねども、失敬なは野澤桂次といふ見事立派の名前ある男を
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)